アムナートチャルーン滞在中は、タイ人嫁が所有する家に宿泊することになります。こちらはタイ人嫁の両親が所有していた土地を姉妹で分割、相続した土地に建っています。そのため隣はお姉さん(仮の名前をヌンさんとしましょう)の家ですし、反対の隣は妹の家が建っています。
家があると言っても普段は日本に暮らすタイ人嫁ですので、調理道具があるわけではありません。そのため食事はヌンさんのお世話になることになります。
イサーンで主食として食べられているのは、カオニャオという長粒米のもち米です。これを蒸したものを、籐で編んだおひつに入れて食卓におかれます。食べる際はこれを素手で一口大に丸めて食べます。またカオニャオと一緒にもちろんおかずも並べられます。こちらはその日によってメニューが変わりますが、ご飯同様に素手で食べることが多いです。また食事場所は家の中ではなく、庭先に設置された縁台です。
この食事スタイル、日本人にとってはなかなか馴染めないものがあると思います。ご飯を素手で食べたり、外部から丸見えの場所で食事をしたり、挙句の果てには虫が食卓に並んだりと、日本にいては経験することがないスタイルです。そのことはヌンさんも承知していて、私が結婚の挨拶にタイ人嫁の実家を訪問した際は、ヌンさんがもち米でないご飯を炊いてスプーンを用意してくれました。しかしそのご飯には目もくれず一緒にカオニャオを食べている姿を見て、この人は日本人ぽくないのねと呆れられたものです。
さて話は戻って、今回の訪タイです。滞在2日目の朝に、やはりヌンさんが気を使ってノン・プーのためにカオマンガイを買ってきてくれました。しかしノン・プーはあまりお気に召さない様子で一向に食べる気配を見せません。チャトチャック・ウィークエンドに行った際にはカオマンガイを食べていますので、カオマンガイが嫌いなわけではありません。
ところが大人たちがカオニャオを中心とした食事を始めると、カオニャオをすごい勢いで食べ始めます。さすがに自分で一口大に丸めることはできませんので、私が小さく丸めてあげますが、次から次へと食べて行きます。そんな様子を見ていたヌンさんは、父親にこんなところも似ているのねと呆れられることになりました。
カオニャオ美味しいですもんね(^^)
僕の場合、カミサンの実家に行くと、義母が僕用にとカオニャオ蒸してくれます・・つまり周りは普通のコメを食べるという(笑)。
トトロさん
チェンライですとイサーントは違ってやはり普通のコメが主食ですものね。ウチの妻の実家とは逆パターンですね(^^
我が家では日本にいてもカオニャオを蒸すことがありますが、やはりおいしいですよね
皆さんもち米をお好きなようですね
もちろん私は苦手は苦手なのですが
日本のもち米と違う点がありますので
日本のもち米(おこわ)ほど苦手ではありません
おこわとは別料理だと思えるからです
あさとさん
日本のもち米とはやはり少し違いますよね。日本のもち米よりは粘り気が少ないですので、素手で丸めて食べるという食べ方に適しているように思います。私の場合は妻と一緒になるまで長粒子米のもち米があるなんてことは知りませんでしたが食べてみるとそのおいしさにハマリ気味です