バレンタインを間近に控えたある週末の事です。家族で訪れたショッピングモールにある、バレンタインのコーナーにノン・プーが喰い付きます。なかでも興味を示したのが、完成品のチョコレートではなく手作りキットの方でした。
キットには材料がすべて入っていますし、難しい工程はありません。しかし問題なのは小学1年生では習っていない漢字が多数使われている事です。小学1年生で習う感じは80文字ですが、それだけでレシピを表現する事はできませんからね。通常であればこういうケースは母親が手伝うというパターンですが、小学一年生以上に漢字を読めないタイ人嫁では戦力になりません。
それでも「パパが読んでくれれば良い」とのノン・プーの言葉で生チョコ制作キットを購入する事になりました。パッケージを見ると、キットに入っているチョコレートを溶かし、生クリームを加えて型に入れ冷蔵庫で冷やしたのちに装飾するという簡単な工程です。
そして実際の作る段階になると、「パパが読んでくれれば良い」という言葉は何処へやら、制作の殆どを私がする事になりました。しかも完成した生チョコは殆どをノン・プーが食べるというおまけつきです。まぁ、予想した通りに展開ではありましたが・・・