公立の小学校は住んでいるエリアによって入学する学校が決められますが、我が家の前にある道路はその境界線となっています。ですので道路を挟んで向かいの家の子供は、A小学校に通っていますが、ノン・プーはそれとは違うB小学校に入学することになります。
私も何度もB小学校には行った事があるのですが、通学路は梨畑の間の細い道を縫って通う事になります。しかも人通りが少なく日が沈むのが早い冬場の夕方は真っ暗の中を帰宅することになり、女の子の親としては少し心配です。
一方でA小学校の方はというと、最寄駅に行く途中にある小学校なので道路の通行量は結構あり途中にはコンビニなんかもあるので、夜でもかなりの明るさがあります。同じ保育園に通う友だちの殆どはA小学校の学区に住んでいるので、人間関係や通学路の状態を考えればA小学校の方が良いように思います。
そこで昨年の10月に市役所から指定校通知の案内が来た時に、指定校変更の手続きについて調べてみると以下の要件に当てはまる場合は、指定校の変更ができるようです。
- 心身の障害又は疾病によるため
- 事故の発生の恐れなど、通学経路に問題が生じるため
- 両親の就労等により、児童の監護、養育に欠けるため
- 学区変更等に伴い、従前の通学校を希望するため
- 転居等に伴い、従前の通学校を希望するため
- 住居の新築・増改築により一時的に学区外に転居するため、又は新築により事前に転入学を希望するため
- 在学校の学校行事等に参加したいため
- 友人関係等の理由によるため
- 希望する学校が指定された学校より近いため
- 兄弟姉妹一緒の学校に就学させたいため
- 希望校の受け入れ体制が整い、且つ安全な通学が可能な学校を希望するため
最初は2の「事故の発生の恐れなど、通学経路に問題が生じるため」の事由での申請を考えていました。しかし詳細をよく読むと『単に「交通量が多
く危険だから」「道が暗いから」という理由では認めない』となっており、この理由での申請は難しそうです。また8の友人関係という理由も考えましたが、やはり詳細説明には『例えば、極端な人見知りで特定の友人がいないと学校に通えないケース』などとなっており、こちらも該当しないです。
そこでA小学校とB小学校の自宅からの距離を測ってみました。すると以下のような結果になります。
A小学校:1 km
B小学校:1.2 km
そこで9の事由で申請したところ、その場でOKとなり指定校変更ができました。A小学校ならば通勤時に私が送っていくなんて事もできそうですし、良い結果となりました。