2018-2019期のインフルエンザ

2019年も1月になると、インフルエンザが大流行している事をテレビなどでも盛んに報道していました。一方でワクチン不足で充分に予防接種を受けられなかった昨シーズンと違い、今シーズンは私は1回、ノン・プーは2回のインフルエンザの予防接種を受けていました。

ところがインフルエンザ禍は今年も我が家にやってきてしまいました。事の発端はある日曜日の明け方です。盛んに寝ていたノン・プーが咳き込みます。熱を測ると38.3度の熱があります。そこで朝になり日曜日も診察している病院に連れて行くとインフルエンザと診断されました。

そして水曜日になると今度は私が、起床時に喉の痛みを感じます。幸い症状は軽かったのでその日はそのママンいしていましたが、翌日に起きると熱っぽさを感じます。これはノン・プーから染ったなと思いながら病院に行くと、やはりインフルエンザでした。

二人とも予防接種を受けたにも関わらず、インフルエンザになってしまいました。インフルエンザの予防接種で使用するワクチン株は、厚生労働省が毎年選定しています。ワクチンメーカは厚生労働省の指示に基づいてワクチンを作る訳ですが、今シーズンに接種されたワクチン株は以下のようなものです。

  • A/シンガポール/GP1908/2015(IVR-180)(H1N1)pdm09
  • A/シンガポール/INFIMH-16-0019/2016(IVR-186)(H3N2)
  • B/プーケット/3073/2013(山形系統)
  • B/メリーランド/15/2016(NYMC BX-69A)(ビクトリア系統)

これに対し今シーズンに流行している、インフルエンザの型は以下のようなものとなっています。

  • AH1pdm09型/H1N1
  • AH3亜型(香港型)/H3N2

AH1pdm09型中でも、AH1pdm09型が圧倒的に多いようです。AH1pdm09型とは2009年に流行した「新型インフルエンザ」と呼ばれ流行したもので、2011年からは季節性インフルエンザのひとつに数えられています。私とノン・プーが感染したのもやはりこのタイプです。

こうしてみると厚生労働省の推定はあっているように見えますが、それでも私の周囲では今年は予防接種を受けているのにインフルエンザを発症する人が多いように思います。

そんななか今年も昨年同様、インフルエンザの症状をタイ人嫁が見せる事がないのは驚異です。


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