お腹痛い?

我家は桜や紅葉の時期にはどこかにお出かけして、お花見やら紅葉狩りをするのが恒例となっています。ただノン・プーが生まれてからは、近場で済ませることが多く遠くまで日帰りで出かけるなんて事はせずにいました。
 
そんなわけで今年も11月中旬に紅葉を見に行くことにしましたが、今年は少し遠くの茨城県大子町にある袋田の滝に行ってみる事にしました。事前にGoogle Mapで調べると、所要時間は常磐自動車道を使って2時間ほどとの事です。
 
普段は車に乗って出かけるのが好きなノン・プーですので、このお出かけにはご機嫌です。しかも彼女にとっては初めて見る景色の中を走りますので、高速道路を走っている時は「何処に行くの?」などと聞いてきます。常磐自動車道を那珂ICで降りると、国道を1時間ほど走る事になります。するとノン・プーが「お腹が痛い、お腹が痛い」と言い出します。
 
びっくりして車を止めて下し、お腹のどこが痛いのか、どのように痛むのかを聞きますが、要領を得ません。しかしその表情は痛くて苦しんでいるようにはまったく見えません。仕方がなしに再び、ノン・プーを車に乗せて走り出すと、お腹が痛いとは全く口にしなくなりました。
 

 
その後、無事に目的地に着いてこんな写真を撮りながら、見事な滝と紅葉を鑑賞し遅めの昼食をとった後に、帰路につくことにしました。すると高速道路の渋滞中に再び、お腹が痛いと言い出したのです。それで本当の原因が分かりました。単純に飽きていたんですね。
 
日本では6歳未満の幼児を車に乗せる場合はチャイルドシートを使用することが義務付けられています。当然我が家も、ノン・プーを車に乗せる際には、チャイルドシートを使用しています。しかしチャイルドシートって座らされると身動きが取れないんですよね。普通の座席なら、横を向いたり屈んだりと言う動作は自由にできますが、チャイルドシートの場合はかなり体の動きが限定されます。どうやらそれが嫌だったみたいです。
 
実際にタイに帰省した際に12時間車で移動したことがありますが、その際はチャイルドシートを使っていませんでしたので、お腹が痛いなんてことを言いだすことはありませんでした。そこで一旦車を止めて、車から下し気分転換を差せると何事もなかったかのようにおとなしく座っています。
 
そこで気を紛らわせるために、ワンセグのTVを車内でつけると、その後は大渋滞にはまり往路の2.5倍の時間を要したにも関わらず、お腹が痛いと言い出すことはありませんでした。


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