我が家の隣には神社があります。そこに生えている椎の木が境界線を越境して伸びていますので、我が家にはかなりの落ち葉が降り注ぐ事になります。椎の木のような常緑樹は、一般的にはあまり落ち葉がないイメージがあるかもしれません。ところが代謝の時期を迎えた葉は、時期を問わず落ちますので結果的に常に落ち葉に悩まされることになります。そんな訳ですので、我が家では定期的な外構清掃が必須となっております。
先日、いつものように外回りを箒で掃いていると、私が持っている箒を奪って振り回して遊び始めます。完全な敷地内で他に人もいませんでしたので、注意しながらも強引に箒を奪う事まではせずにいました。箒を取られてしまった私は仕方がなくチリトリ&手で落ち葉をかき集める事となりました。
ところが少しした所で、急にノン・プーが箒を私に渡してきます。そして今度はチリトリを持ち、私に落ち葉を入れるように言ってきたのです。チリトリに落ち葉がたまると、それをゴミ袋に入れ始めたのです。これには父親の私もびっくりです。
これまで、ノン・プーのお手伝いと言うのは、何かを取ってくるといった程度のもので複雑な事はできませんでした。ところが私が掃き、ノン・プーがチリトリで落ち番を処理すると完全に分業した形での手伝いをしたのは初めてでした。しかも何よりそれが私が言って始めたのではなく、自ら親の様子を見て始めたと言うのが驚きでした。
「凄いね」「上手だね」と言っておだてると、ノン・プーは上機嫌になってますます積極的に手伝ってくれます。子供って親も気付かないうちに成長していくものなのだな、そんな感じに襲われた出来事でした。
だんだんいろいろな事ができるようになっていくのを見るのは
親としても楽しいいですよね。
親子で落ち葉ひろいをしている様子が目に浮かぶようです
みかんさん
子供の成長というものは本当に早いように思います。