エコキュート交換設置(3) 様々検討

今回のエコキュート故障に端を発し、実はオール電化をやめるという事も選択肢として考えています。我家がオール電化を導入したのは2005年の事でした。各家庭でガスでお湯を沸かすより、大きな発電所で一括して発電する方がCO2排出も少ないだろう。毎月のコストも電気、ガスでそれぞれ基本料+使用料がかかるよりも電気に一本化した方が安く済むだろうと考えた結果でした。また火を使わない事により火災発生のリスクを減らせるのも魅力でした。

しかし事態は当時とは大きく変わりました。きっかけは2011年の福島第1原子力発電所の事故です。東京電力は事故発生に対応する経費、被害者補償に要する費用などを捻出するために、電気の使用料はどんどん値上げしてきています。我家では節電努力により、電気使用量は低下傾向にも関らず電気代は上がる一方です。

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またオール電化の機材が高い事もネックです。様々なメーカがエコキュートを発売していますが、どのメーカもカタログベースの値段は70~100万円します。実売価格では25~50万ほどではありますが、これに加えて工事費が10~15万円ほどかかります。トータルするとどんなに安い所でも35万以上するわけです。しかしガス給湯器であれば安いものでは10万円、Ecoジョーズ最新鋭の機器でも20万円を切ります。機器の設置だけであれば、工事費を入れても25万円程度で済みそうです。

一方で問題もあります。我が家は初めからオール電化の前提で設計されていますので、ガスの引込を想定していません。幸い敷地内までガス管が引き込まれてはいるものの、引込位置から給湯機設置場所までガス管を伸ばす工事が必要です。この工事費は15万円程度かかると見込まれ、機器設置の費用と合わせると40万円ほどの出費になり、エコキュート交換費用とあまり変わらなくなります。またIHクッキングヒータは今月に交換したばかりですので、キッチンのガス化は現実的な選択肢ではありません。


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