平日は基本的にタイ人嫁が台所に立つ我が家ですが、たまに首をかしげたくなる料理の組み合わせが並ぶことがあります。先日も夕飯の食卓に並んだのは、山盛りのサラダと、野菜炒めです。
そう、主菜と呼ぶべきものが存在しないのです。
日本人的な感覚では肉や魚と言った主菜があり、それに副菜をつけるといったスタイルの食事が多いと思います。西洋の料理でもメインの料理は主役として料理最後に提供され、そこに至るまで前菜と言った形で料理が出されます。言ってみればメインの料理が主菜、前菜が副菜とも言え、この場合もおかずに関しては、主役と脇役と言う主従関係がはっきりしています。
ところがこの主菜と副菜という感覚がタイ人嫁には理解がなかなかできないようです。タイ人嫁の田舎では大人数で食卓を囲み、おかずがいくつか出されカオニャオと一緒におかずを食べるというスタイルです。一人一人に小分けにされないこともあって主菜、副菜と言う関係はあまり意識されません。そんな環境で育っていますので、主菜、副菜と言った感覚が掴みにくいようです。
小さな点ではありますが、これもカルチャーギャップの一つのようです。
※写真はある日の夕飯です。この日はこの記事のようなkとはありませんでした(笑)
これは多分
現代日本人とタイ人の感覚差ですよ
MKさんがおっしゃってるような日本人的感覚は
ここ4~50年位
戦後しばらくたって高度成長期あたりから成り立った感覚だと私は認識しています
MKさんが生まれたころにはすでにそうなっていたと思います
もちろん私が育った頃もしかりです
ただ戦前生まれの親ですから
わりと頻繁に
菜っ葉と油揚げの煮物
なすびの焼いたもの
それだけがおかずなんてことはありました
なので
タイ人奥様の感覚
これは奥様が野菜好きと言うこともあるでしょうけど
昔の日本人の感覚に似てると思いますよ
ごはんがメイン
それをおいしく食べるための
ナトリウム(塩味)やスパイスが入ったおかず類
このおかずは肉・野菜・穀物・魚類・・・関係なしでしょう
あさとさん
食事に関しては、子供の頃にどうだったのかというのが大きく関係するのは間違いないでしょうね。・これは日本人だから、タイ人だからという事に限った問題でないかもしれません。
私が子供の頃は、兄弟喧嘩をい避けるためか母親はすべてのおかずを1人分づつ小分けにして食卓に出していました。ですので、成人してからパーティーなどでもないのに、大皿に全員分の料理を盛り付けをしてそれぞれが自分の分を取るという食事スタイルは少々戸惑ったことを覚えています。
日本の場合は家庭によってそのスタイルは差異がありますが、イサーンの場合はそれ以外のスタイルがありませんので、やはり感覚的に主菜・副菜と言う概念は理解しにくいようです。