タイ(イサーン地方)出産事情
先週の日曜の午前中にタイ人嫁の携帯電話に国際電話が入ります。相手はタイに住む妹です。内容はというと
陣痛来たから、病院行って産んでくるね~
とのことだったそうな。そして午後3時くらいになって再び、国際電話が入り
女の子だったよ~、これから家に帰るね~
との連絡がありました。
日本では産後1週間ほどは入院するのが一般的ですが、タイ東北部のイサーン地方では出産後問題がなければ、そのまま帰宅するケースが多いそうです。タイ人嫁もそれがタイの常識と思っている様子。
ただ調べてみるとバンコク等の都市部では自然分娩の場合は2泊、帝王切開の場合は3泊するケースも多いようです。ただタイらしいのは入院期間はDr. と相談の上で自分で決められるらしいのです。
当然、入院すれば入院費用がかさみます。ある病院では自然分娩(2泊3日)で32,000バーツ(約9.6万円)、帝王切開(3泊4日)で43,000バーツ(約13万円)掛かるらしい。現金収入が限られるタイ農村部ではとても大きな金額です。そのため出産後に問題がない場合は、その日のうちに帰宅するという事が一般的になったようです。