出産顛末

先日はたくさんの方からお祝いのメッセージを頂きました。この場を借りて心から御礼申し上げます。

さて出産はなかなかの難産でした。本日は時系列的にその日の様子を記録していきたいと思います。

1月27日(月) 7:00
いつものように会社に行くための支度を済ませ、寝ているタイ人嫁に(※)「出かけるよ」と声をかけると、「なんか産まれそう」との返答が返ってくる。その段階では前駆陣痛でもかなり弱そうと感じるが、念のため会社を休むことを決断。 (※)低血圧&貧血のタイ人嫁は朝が弱いので私が出掛ける時間までいつも寝ています

1月27日(月) 8:00
ご飯に納豆、味噌汁、目玉焼きという純日本的な朝食を済ませたタイ人嫁は再びベッドで横になる。一応、陣痛の間隔を計測するが10分おきであるが、やはり弱い模様

1月27日(月) 12:00
焼きそばを食べたいと言うので、焼きそばを作って食べさせるが珍しく半分ほど残す。以前にお風呂に入ると陣痛が進みやすいと聞いたことがあるので、風呂にいれる。普段は湯船につかるのを嫌がるタイ人嫁も素直に従う。

1月27日(月) 17:30
陣痛の間隔が5分位に短くなり、朝よりも痛みが増したとのことなので産院に行く準備を始める。しかしその前にパンを食べたいという事なので、ピザトーストを作って食べさせる。

1月27日(月) 18:00
産院に電話するとすぐに来てくださいとのことなので、産院へ。産院に着くとすぐに陣痛の強さを計測する機械を装着され、子宮口の大きさをチェックするとまだ3cm ほどしか開いていないとの事だが入院する事が決定。すでに入院患者への食事は終わっているため、本人が食べる食事をコンビニ等で買ってくるよう助産師さんから指示を受ける。

1月27日(月) 18:15
産院近くのセブンイレブンに本人が希望した梅干しのおにぎりがなかったので、昆布のおにぎりを2個購入(※)。自分の食べる分もどうしようか悩むが、この時点で私の夕食もまだであったが、生まれた後に家に帰って晩酌しながらゆっくり食べようと思い我慢することに。しかしこの判断ミスが後々自分を苦しめる事に・・・産院に戻るとタイ人嫁は直前にピザトーストを食べていた事もあり、おにぎりを1個だけ食べる。 
(※)タイ人嫁の好きなおにぎりは、梅干し、昆布、赤飯です。ってどこの国の人だい?あんた。

1月27日(月) 18:50
病室でタイ人嫁の好きなTV番組『世界ナゼそこに?日本人』を見ていると、本人の痛がり方が強くなってくる。今にして思うとこのころからようやく、本陣痛が始まったと思われる。しかし陣痛の強さを計測する機械が記すグラフは、全くの平坦に時折低い山が現れる程度。

1月27日(月) 19:30
助産師さんがやってきて、子宮口が5cm開いたとの事。しかし陣痛はまだ弱いとの事でいったん、陣痛の強さを計測する機械が外される。

1月27日(月) 20:40
分娩室では別な妊婦さんがお産を開始。どのくらいかかるのかなと思って耳をダンボにしていたら、30分ほどで赤ちゃんの泣き声が聞こえてくる。

1月27日(月) 21:30
再び陣痛の強さを計測する機械がつけられるが、機械が示すグラフは先ほどとあまり変わらず。こちらの産院ではお産中の万が一の出血に備えて点滴をしながらお産をするとの事で点滴が装着される。点滴の溶液の袋には「ブドウ糖」の文字が。

1月27日(月) 23:00
助産師さんが再度、子宮口をチェック。すると「いい感じになって来たねぇ」とのコメントともに分娩室へ移動するよう指示される。しかし隣の手術室でこの夜二人目の妊婦さんのお産が始まったようで、そのまま放置。この頃になると私も空腹感でかなりつらくなってくる。

1月27日(月) 23:30
分娩室に入ってからは、陣痛の強さを計測するモニタには平坦な部分はなくなり、常に大小の山を刻むようになる。それを見た助産師さんは子宮口の状態をチェック、「う~ん、もうちょっとかかるかな」とのコメント。そうこうするうちに隣の手術室でこの夜3人目のお産が始まる。今度は帝王切開の模様で再び分娩室に2人で放置となる。後で聞いたところ、この時生まれた赤ちゃんは3,700gオーバーのビックベイビーだったらしい。

1月28日(火) 0:00 
助産師さんが戻ってきて、子宮口の状態をチェック。するとまだしばらくかかりそうなので、お産が始まったら呼ぶのでそれまで私は病室に戻って待機するよう指示が出る。すでに空腹感が限界に達していた私は、病室に戻りタイ人嫁が残していたおにぎりを食べる事に。

1月28日(火) 1:00 
時折、タイ人嫁の「痛い」と言う声が聞こえてくるが、一向に呼ばれない。そこでこっそり分娩室の近くに行くと、本人が一人で横向きに寝かされ放置されている模様。声をかけると「入ってきて」と言うので、再び分娩室に入ることに。私が分娩室に居なかった時に破水したとの話であった。 少しすると助産師さんがやってきて横向きのまま、お腹が張ったタイミングでいきむように本人に指示、本人もそれに従いいきむ。3度それをくり返した所で、今度は仰向けになっていきむように指示される。この時点で子宮口が全開になったとの判断が下る。

1月28日(火) 1:20 
私はタイ人嫁の頭側にいるので、子宮側がどのようになっているかは分からないが、助産師さんの話では赤ちゃんの頭が見えてきているとの事。しかしいきむと出口に近付くものの、いきむのをやめるとまた奥に引っ込むの繰り返しとの事。するともう一人の助産師さんがやってきて、いきむタイミングでタイ人嫁のお腹をグイグイ押し始める。そんなに力いっぱい押して赤ちゃんは大丈夫なんだろうかと思ってしまうほどグイグイ押す。しかしやはり、いきむのをやめると奥に引っ込んでしまうらしい。 そんななか、いきみながら「眠い」と発言し助産師さんの失笑を買うタイ人嫁であった。

1月28日(火) 1:40 
子宮側の助産師さんとお腹を押す助産師さんが交代し、何度もいきんではお腹を押しをくり返す。時折、助産師さん同士で「陣痛が少し弱いかね」「あそこに肉がついてて狭いのよ」などと気になる会話が聞こえてくる。何度、いきむのとお腹を押すのをくり返しただろうか、ようやく頭が出てきたとの事で助産師さんがH医師を呼ぶ。

1月28日(火) 2:03 
H医師が到着するとお産の作業が再開される。すると3回ほどいきんだ所でするっと赤ちゃんが生まれる。生まれたばかりの赤ちゃんと言うと目を閉じている印象があったが、生まれたばかりの我が子はぱっちりと目を開いている。その目の様子は間違いなく私に似ている印象を受ける。 赤ちゃんのへその緒の処理や、体を洗ったりするので助産師さんは私に再び病室に戻って待機するよう指示をする。

1月28日(火) 2:30 
助産師さんに呼ばれ分娩室に戻ると、タイ人嫁の隣には小さな我が子が寝ている。生まれたばかりの時は黒ずんでいた体もすっかりピンク色に染まっている。この時初めて気がついたが、鳩胸的な胸の骨格の様子も小生に似ている感がある。 助産師さんの話では、このまま2時間分娩室で休んだ後に、先ほどとは別な病室に移動する事になるとの事であった。それまでの間は親子三人で分娩室に居られるとの事で、赤ちゃんの様子を見ながらタイ人嫁とあれこれ話ながら時間を過ごす。その間、我が子は激しく泣いては寝る、と言う事をずっとくり返していた。

1月28日(火) 4:40 
助産師さんがやってきてタイ人嫁の隣に、我が子を寝かせる。するとそれまでしきりに泣いていた我が子は笑顔を浮かべて安らかな表情になる。台の上に寝せられているのではなく、母親のぬくもりが欲しかったんだねと納得。少しすると助産師さんは私の元の赤ちゃんを連れてきて抱かせる。初めて抱く我が子は思いのほか軽いと言う印象。やはり笑みを浮かべてくれ、愛おしさもひとしおな感を抱く。 その後、タイ人嫁は病室に移動し休む事となる。移動先となる病室には私は入れないとのことなので、この時点で産院をあとにする事になる。

18時に産院入りしてから、11時間。思えば長い時間でしたが、体感的にはそこまで長く感じなかったのは不思議です。以前は仕事で週に2回のペースで徹夜していた私も久しぶりの徹夜は疲れました。ともあれ、無事生まれてきてくれた我が子に感謝です。


2 thoughts on “出産顛末

  1. 退院準備でお忙しい中、待ちに待った出産の経緯が分かって感動と笑いに包まれました[E:shine]
    奥様、微弱陣痛中も食欲旺盛でビックリしました[E:sign03]
    破水しても慌てず分娩台の上で待っていた奥様我慢強いですね[E:sign03]
    あと眠気もしっかり襲ってるのもウケました[E:happy01]
     
    出産に立ち会えて良かったですね[E:sign03]うちも当初は立ち会いしない予定が、助産師さん達の余裕があったのか強制的に立ち会うことに(笑)
    やはり『ホギャ~』って産まれた瞬間は何とも表現しがたい感動がありますよね[E:weep]
    私が出産した病院は病床が混んでいる為産後4日目に退院させられてしまったんですが、奥様はいつまで入院されるのかしら?
    退院してからがパパの出番ですぞ[E:up]パパ、頑張ってください[E:notes]

  2. ネズちゃん

    もともと立ち合いを希望していましたので、助産師さんに立ち合いの
    希望を聞かれた際には、迷いなく立ち合いますと答えていました。

    貧しい環境でいろんなことを我慢して育ったせいか、我慢強い
    ところはあるのですが思ったことを何でも口に出すとい面があります。
    本文に書きませんでしたが「もう子供産むのはイヤ」「家に帰りたい」
    なんて言葉を連発しておりました(笑)

    生まれた瞬間は男女では少し感覚の差があるのかもしれませんが
    意外と冷静に見ている自分がいました。

    退院が産後4日目というのはこちらも同じです。つまり明日です
    入院中にはいろいろカリキュラムがあって、わが子が生まれた産院では
    4日の入院が標準のようです。
    これからがいろいろ大変ですね。
    よいパパになれるようにがんばります


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